
LAN Bridge と CF Solo、どちらもコマンドフュージョンを代表するハードウェアです。
しかし実際導入となると、その似て非なる性質に気づきます。双方の違いについて紹介したいと思います。
どちらを使う
- 中~大規模➔LAN Bridge
- 小規模➔CF Solo
と使い分けるのをお勧めします。
一見CF Soloが劣っているかというと、そういう訳ではありません。
LAN Bridgeの特徴
単体で使用されることは殆どありません。スケジュール機能が優れています。
CF MiniやDIN-MOD4、IR Blasterなどと、CF Link接続で拡張して使用することを前提に設計されています。

CF Soloの特徴
LAN Bridgeと異なりCF Linkがありません。そのためスタンドアロンで使用することができます。
更に裏面の「拡張カード」を使ってRS-232Cやリレーポートといった専用カードを装着することができます。

比較表
LAN Bridgeはスタンドアロンで使用されることは殆どないため、表ではCF Miniと接続した値になっています。
LAN Bridge | CF Solo | ||
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特徴 |
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価格 | 「LAN Bridge + CF Mini x1台」と「CF Solo + CARD-LRY3」がほぼ同価格。 | ||
CF Link | IPとCF Link | IPのみ | |
IRポート数 | 8 (CF Miniを1台連結時) | 6 | |
接点感知ポート | 4 (CF Miniを1台連結時) | 4 | |
リレーポート | 4 (CF Miniを1台連結時) | 3 (CARD-LRY3 を1個装着時) 6 (CARD-LRY3 を2個装着時) |
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条件付ルール(※1) | 複雑 | 簡単 | |
アプリ | どちらもiViewerで操作可能。いずれもGUI Designerで作成。 |
※1:「接点を感知した時」の条件付きのルールのことです。